網野町の とり松 さんがリニューアルして、1階が会席料理を出す予約制の「とり松」、2階がカフェの「MATSUTARO」になった。
到着して以前より広くなった駐車場に車をおいて、入り口に行くと既に10人以上が待っていた。順番リストに名前と人数を記入したら11番目。暑い中、開店時間まで数分、と言うところでスタッフが何やら不穏な雰囲気・・・
なんと、2階の厨房のガスが出ないと言う。ガス屋さんが来るまでどうにもならない、果たして営業出来るかどうかわからない、それでもお待ち頂けるなら、申し訳ありませんがお待ち下さい、とスタッフが大声で謝罪。
1階の「とり松」は支障ないとのことで、開店時間の11時半に予約した客を入れ始めた。
2階の客は置き去りか? 待ちたい客はせめて中に入れてやれや、とcats君がブツブツ。
小さい子供を連れたお母さんは「別の店に行こう」とリストの名前を消して車へ去って行った。
それでもまだ有名店の料理を食べようと客がどんどんやって来る。
ついにスタッフが宣言した。
「営業出来るかどうか定かではありませんが、今リストにお名前を書いて頂いているお客様全員は2階のお席でお待ちいただくことが可能です。すみません、営業出来ると確実に保証は出来ないのですが・・・」
それでも客は帰らない。スタッフは混乱を避けるために、客の名前を順番に呼び、3組ずつ階段を上がらせた。上がらせた客が席に着くと、次の客を呼ぶ。
私達も名前を呼ばれて上がっていくと、結構テーブル数が多く、カウンター席もあって、様々な人数に対応出来るようにしてあった。
我が家は2人なので、カウンターに着いた。ガラス越しに明るい緑の田んぼが広がっている。テラス席もあるが、今日はちょっと暑過ぎるので、屋内で良い。
接客係が焼き菓子を配り出した。
「お待たせしたお詫びです。」
メニューにも載っている「リヨン」と言う地元のケーキ店の焼き菓子「チロル」だった。1個150円ほど。それを全員に1個ずつ配っていた。
この「チロル」は持ち帰って食べた。見た感じよりふわっと軽くて美味しかった。
「ガスの問題は解決致しました。ピザはまだ半時間ほどお待ちいただかないといけませんが、他のお料理はすぐ出来ます。お待たせして申し訳ありませんでした。」
そしてグループ毎にオーダー用のタブレットを配って説明してくれた。
MATSUTAROは基本的にセルフサービスの店だ。お水やお茶もセルフだし、タブレットで料理が出来たことを知らせ、客はカウンターに取りに行き、お箸やフォークなどの食器や調味料もカウンターで自分で整える。
私は 丹後魚介の海鮮丼 をオーダー。
見た目は小さかったが、今の私には十分の量だった。魚は8種類ぐらい入っていたかな。
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