昨夕、丹波の篠山で、お気に入りの大衆食堂「大手食堂」に行きました。「大手食堂」は頑固オヤジ(と見える)と奥さんが2人でやっておられる昔ながらの「一膳飯屋」で、近所で息子さんがモダンな定食屋「大手新丁」をしています。
テーブルは8人がけが2つ、2人がけが2つのみ、但し、2階と3階も客席があります。縦長のビルです。
当然ながら相席で、8人掛けのテーブルに男性3人(互いに初対面らしいのですが話が弾んでいる)、2人がけの一つに男性1人、きり。昼間は観光客もレトロ感覚に惹かれて入って満席になりますが、夜は地元民の世界です。
警備員の制服を来た初老の男性が1人入ってきて、2人掛けのテーブルがどちらも占領されているのを見て、仕方なく空いた8人掛けの端っこに座りました。親父さんは私たちが注文したオムライスと他人丼を作っているので応対なし。
男性は自分で冷蔵庫から瓶ビール1本と、お惣菜(金平牛蒡と里芋の煮っころがしが1皿に入っている)を取って、厨房のカウンターに持っていき、「頼むわ」。親父さんがレンジで温めてくれます。
しばらくすると、別の男性が入店して、厨房に向かって、「いつもの」。そして警備員の前に座りました。
やがて、親父さんが鍋焼きうどんを持って新しい客に出しました。客が七味をかけていると警備員が話かけました。
「美味そうやね?」
「美味いで」
「美味いのに、なんでお品書きに書いてへんの?」
「なんでやろね。」
警備員は厨房に声をかけました。
「ワシにもメニューにない鍋焼きうどん、作ってぇなぁ! それと飯を少し!」
親父さん「ん」
やっと奥さんがご出勤。
警備員が鍋焼きうどんを運んで来た奥さんに質問。
テーブルは8人がけが2つ、2人がけが2つのみ、但し、2階と3階も客席があります。縦長のビルです。
当然ながら相席で、8人掛けのテーブルに男性3人(互いに初対面らしいのですが話が弾んでいる)、2人がけの一つに男性1人、きり。昼間は観光客もレトロ感覚に惹かれて入って満席になりますが、夜は地元民の世界です。
警備員の制服を来た初老の男性が1人入ってきて、2人掛けのテーブルがどちらも占領されているのを見て、仕方なく空いた8人掛けの端っこに座りました。親父さんは私たちが注文したオムライスと他人丼を作っているので応対なし。
男性は自分で冷蔵庫から瓶ビール1本と、お惣菜(金平牛蒡と里芋の煮っころがしが1皿に入っている)を取って、厨房のカウンターに持っていき、「頼むわ」。親父さんがレンジで温めてくれます。
しばらくすると、別の男性が入店して、厨房に向かって、「いつもの」。そして警備員の前に座りました。
やがて、親父さんが鍋焼きうどんを持って新しい客に出しました。客が七味をかけていると警備員が話かけました。
「美味そうやね?」
「美味いで」
「美味いのに、なんでお品書きに書いてへんの?」
「なんでやろね。」
警備員は厨房に声をかけました。
「ワシにもメニューにない鍋焼きうどん、作ってぇなぁ! それと飯を少し!」
親父さん「ん」
やっと奥さんがご出勤。
警備員が鍋焼きうどんを運んで来た奥さんに質問。
「美味いのに、なんでメニューに書いてないの?」
「これは時間かかるやろ? 昼の忙しい時間に鍋焼きばっかり注文されたら困るやんか。せやから書かへんの。」
「秘密の裏メニューやねんな?」
「そうや、常連さんだけが知ってるねん。」
知ってしまったので、次に夜行くことがあれば注文してみようかな(笑
ここだけの内緒ですよ。
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