2017年4月2日日曜日

潯陽楼のランチ と ダッチベビー



1908年と言うから、もう来年には創業110年になる篠山の料理旅館「潯陽楼」さんでランチ。

実は CASA DEL AMICI で食べるつもりだったのに、何故か閉まってて・・・
どこで食べようか? と言いながら歩いて、やがて潯陽楼さんの前に・・・


隣は創業400年の老舗旅館「近又」、潯陽楼さんも高いんと違う? と言いながらも、ランチだからねぇっとボードを見たらお手頃価格の昼食が。
私は「ぼたん鍋うどん」が食べたかったけど、cats君は「味わい御膳」が良いと・・・
鍋は1人では無理だろうと思ったので、私も「味わい御膳」にする。

 中に入ったら、本当に旅館だった・・・

エレベーターで2階に上がって、食堂でお食事。



壁の絵画や江戸時代の織物の断片はなかなか素晴らしい・・・

自家製胡麻豆腐。
胡麻の味がきつくなく、あっさりさっぱりと食べやすい、優しいお味。


丹波黒豆。通常の黒豆の2倍はある丹波黒。 ぴかぴか艶々だ。
cats君が「この辺の人はみんな黒豆の炊き方が上手いなぁ」と感心。


すき焼き鍋。 卵はついていなかったけど、そのままで充分美味しい。
玉葱が甘いし、お豆腐にもしっかり味が染みこんでいた。
あと、糸蒟蒻(黒いからシラタキではない)、お麩、椎茸、葱、エノキダケ。


これが味わい御膳。
豆乳、麦ご飯にとろろ。
とろろは山芋なので、粘りけの強いしっかりしたもの。
麦ご飯にとろろを掛け、すき焼きのタレをスプーンでかけると、とっても美味しかった。
ちなみに、潯陽楼さんは、麦とろご飯の発祥の店らしい。


デザートの珈琲ゼリー。
最初の一口は、「味が薄い」と思ったけど、食べて行くと丁度良い味わい。
ゼラチンだけで作っているらしく、とても柔らかいゼリー。


旅館の施設は古くて、お手洗いも鍵がガタガタだったり、エアコンの騒音が大きかったりするけど、料理のお味が良いので、また行っても良いな、と思った。
接客もとても丁寧で、いかにも旅館・・・


今日のデザートは、KATASHIMA丹波店のオリジナル、イチゴのダッチベビー。


これはもう絶品よ。
でも満腹になるから、ご用心・・・

0 件のコメント:

コメントを投稿