2010年12月8日水曜日

バウムクーヘン

 いろいろな有名店がそれぞれのバウムクーヘンを焼いていて、行列をつくって買う人たちがいる。大阪で並んで買ったバウムクーヘンは、クラブ・ハリエ ( Club Harie )のケーキで、それなりに美味しかったけれど、でもどんな味だったかと聞かれると、思い出せない。
家人にとって、「最高のバウムクーヘン」は、浜松のオフ会で関東から参加された方からお土産に戴いたバウムクーヘンなのだそうだ。確かに黄色いケーキの姿は、私も覚えているが、最高なのだとは思えなかった。
私にとってバウムクーヘンは、あんなフワフワなものではなく、もっと乾いてパサパサした感じのケーキ。それは、ユーハイムが創業以来ずっと作ってきたドイツ風のお菓子だ。
1909年に神戸で生まれたユーハイムは、カールとエリーゼのドイツ人夫妻によって始められた。私が生まれて初めてバウムクーヘンを食べた時、多分、エリーゼさんはご健在だったと思う。(1975年5月2日死去)
日本で最初にバウムクーヘンを作った人たちを思い、ドイツらしい素朴な味のケーキを愛す。
ユーハイムのホームページ

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