福知山へcats君の車を引き取りに行って、お昼はどこにしよう? と考える。
金時さんでバッテラもいいな、と思って、でもランチハウス・リリィさんの今月のおすすめも捨て難い。両方を候補に挙げて、まず金時さんへ行ってみたら「臨時休業」の札。
それで、ランチハウス・リリィさんへ行ってみれば、12時前だと言うのに奇跡的に店前の駐車場に1台分のスペース有り!
入ってみたら、まだ半分以上空席だったので、好みのテーブルに座れた。
オーダーは迷わず「今月のおすすめ」カポナータのオムライス、コーヒー付き 850円!
cats君は、彼のお好みの カレーうどん定食(750円)とコーヒー(350円)。1,100円。
ここでカウンターの右に飾られている表彰状に気がついた。
オーナーのおじいちゃん、100歳なんだ! 内閣総理大臣 石破茂氏から症状と記念品(銀杯?)が贈呈されていた!!
おめでとう、お爺ちゃん、これからも元気でコーヒー淹れてね!
テーブル席が埋まって、そこへ父親と小学生の娘の2人連れが入って来た。カウンター席へどうぞ、とお爺ちゃんが言うと、「いや、カウンター席では駄目で・・・」と父親。
空席がないので2人が諦めかけた時、2人用のテーブルに座っていたカップルが「自分たちが動くから、ここへどうぞ!」とカウンターに移動。親子は無事にテーブル席へ。
そこで気がついた。娘ちゃんは聴力に障害があるらしく、可愛らしいオシャレな補聴器を装着していた。オシャレなので、誰も気が付かないのだ。そして父親と向かい合って、父親が少しだけ手話を交えて彼女と会話。娘ちゃんはほとんど声を出さない。父親の唇を読んでいるのだろう、だから向き合うことが必要だったのだろう。
そのうちに私の カポナータのオムライスが運ばれてきた。カポナータとは?
wikipedia
>シチリアのカポナータは揚げナスの甘酢煮である。カプナータ(Capunata)またはカプナティーナ(Capunatina)とも呼ばれる。イタリア全土で有名な料理であり、スペインのカタルーニャから渡来したと考えられている。
ナスを一度オリーブ油で揚げ、別鍋にオリーブ油で炒めたタマネギ、セロリ、トマト、オリーブ、ケッパーと合わせて白ワイン酢で軽く煮込み、塩、砂糖で調味したのちに、バジリコをちらして常温で供する。仕上げにココアパウダーを加えることもあり、ゆで卵やカラスミ、マグロの卵、オイルサーディン、タコ、エビなど魚介類が入る場合もある。<
オムライスの上にポークソテーが載せられ、その上にカポナータがかけられている。シチューのような物がカポナータ。 少し甘酸っぱくて、塩味もちょうど良い。
ポークソテーはお肉が柔らかくて、とてもジューシー。
オムライスは、具材なしのバターライスなので、カポナータと合わせてしつこくなくて、食べやすい。
cats君の カレーうどん定食。 うどんは、リリィさん自家製手打ちうどん。野菜がゴロゴロ入っていて、食べ応えありそう。
卵の巾着の中身はおにぎり。 沢庵と柴漬けの2種類。そのまま食べても良いが、彼はいつもカレーライスにする。
小鉢は黒豆の煮豆。
お爺ちゃんは働き者だ。 料理を運んで来るのは息子さんの奥さんだが、後片付けはお爺ちゃんがやる。カウンターから出て来て、一人分ずつ空になった食器を運んで何度も往復する。
お水が入った水差しを各テーブルに置いて行くのもお爺ちゃん。
昔は大阪あたりの老舗ホテルで働いていたとか?
引退して趣味で自宅のリビングを客席に改装して、住宅街の中で静かに営業されているが、最近は値段の安さとボリュームの多さと美味しい味付けと盛り付けの美しさですっかり評判になって、客が増えてしまった。
今日も順番待ちが出ていた。
あ、レジ打ちもお爺ちゃんのお仕事。ちゃんとどの客がどのテーブルにいたか、わかっているから凄い。
次はいつ行けるかなぁ。お爺ちゃん、いつまでもお元気でね!
ご馳走様でした!!!!!
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