ふくちあんラーメンと紫陽花餅

福知山市に行くと、いつも目につくラーメン店がありました。
国道が９，１７５，１７６　と３本が重複する大きな通りから、ＪＲ福知山駅へ曲がる交差点の角にある「ふくちあん」と言うお店で、いつも店前に行列が出来ていたのです。
行列に並んでまでラーメンを食べたいとは思わない我が家は、いつもそれを横目で見ながら素通りしていたのですが、今日は早い時間に近くまで来たら、行列が「まだ」なかったのです。
開店時間が午前１１時、私たちが通りかかったのが午前１１時５分・・・
「ちょっと早いが、あそこで昼にしよう」
と家人が提案し、私が同意しました。

既に店舗両脇の駐車場は満車だったので（笑）Ｕターンして通りの向かいの第二駐車場に車を入れて、横断歩道を渡ってお店へ。
ほぼ同時に駐車場に入った家族連れは、気持ちがはやるのか、横断歩道まで行かずに道路を横断してお店に駆け込んで行きました。

店内はまだ空いていて、二人でしたが、６～８人は掛けられるテーブル席に案内されました。

メニューは手書きのイラストと手書きの商品名と説明が書かれたものを印刷したものでした。
一見ごちゃごちゃ書いている様に見えて、ちゃんとラーメン数種と、副菜、セットメニューと分かりやすく書いてありました。
店員さんは男女合わせて１０人ほど、全員若い人たちで、とても威勢の良いかけ声で接客していました。
例えば、
一人が「お客様、二名様、お入りです！」
全員で「いらっしゃいませ！」
誰かが「お客様、お帰りです！」
全員が「ありがとうございました！」
開店時間からこんなにテンション高くて、夜まで保つの？　と言いたくなりました（笑

肝心のラーメンですが、たっぷりのモヤシと刻み葱、トロ叉焼、バラ叉焼、瀬戸内海の焼き海苔、半熟煮卵がトッピング。さらに好みで紅ショウガ、ニラ、胡麻が取り放題です。
スープは、鶏ガラと豚骨の混合スープ。カウンターには日高昆布も置いてありました。
見た目は濃厚そうに見えましたが、関西人好みのあっさりして（脂っこくない）コクがある味で、飲み干せそうでした。
麺はストレートの細麺。
家人は「こんなもんやろう」と言いましたが、私は好みです。
値段はラーメンだけで７４０円。
餃子セットでプラス３７０円。


味噌ラーメンや激辛ラーメンもあるそうです。

食べ終わって支払いを済ませて外に出たら、既に長蛇の列が外で待っていました・・・

みんな、そんなにラーメンが食べたいか！

さて、次はがらりと変わって、お寺さんでいただく季節のお菓子。
花の寺、紫陽花寺で有名な観音寺の寺茶屋の　紫陽花餅とお抹茶のセット　５５０円。

よくわかりませんか？
では、お菓子だけアップで・・・

紫陽花の葉っぱに載せて。

お花は見ての通り、ゼリーで、中身は白餡。
勿論、甘いのでお抹茶が美味しいです。

寺茶屋は靴を脱いで上がります。
ちょっと普通の家みたいな造りで、席数はそんなにありません。
予約制でお食事も出来るそうです。
紫陽花餅は紫陽花の季節限定で、日によっては早く売り切れてしまうとのこと。
他に、手作りロールケーキと珈琲のセットもありました。